3.No.61〜No.70[Q&A](09/28 17:00)


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大変難しい質問です(^_^;)
僕のプロに至るまでの経緯はbiographyや過去の不定期日記を参考にしていただければ多少分かるかと思いますが。。。僕がプロになった時と今ではあきらかに音楽業界のありかたが違うと思います。
仮にギターで生活して行きたいと思っても、なかなかうまくいくものではありません。譜面が読める、作曲ができる、誰よりも速く弾けるなど、何をどれくらいできればプロになれるというものではありません。今一番大事なのは斬新なアイデアと圧倒的なオリジナリティーかもしれません。自分の長所を見つけそれを研究し最大の武器になるように勉強する事が大事だと思います。僕も勉強中です(^-^)
僕がどのようにして音楽業界に関わったかはレッスンの時にでもお答えします。ここで書いてしまうと、もの凄い文字数になってしまいますので(^_^;)

No.63Category:Guitar
Question
西山さん 初めまして。初めて西山さんのplayを見てもう24年になります。それ以来憧れ続けています。ところで、一時期、EVHモデルみたいなメイプルトップの2ハムギターを使用されていたと思いますが、あのギターはどの様な経緯で使用していたのでしょうか?

Answer from TAKESHI
EVHモデルは15年くらい前にロサンゼルスに旅行に行った際、入手しました。
当初オールドの安いストラトを探していたのですが、たまたまEVHが目に入り試奏をさせてもらいました。異常な位ハーモニクスが出て、とにかく弾きやすかったので一発で気に入ってしまいました。
ストラトも良かったのですが気に入ったオールドの値段は80万くらい。EVHは12〜13万。その当時の僕のスタイルはやはりストラトではなくEVHモデルの方がサウンド的にも好みであり、値段もお手頃だったのでそちらを購入しました。現在は僕のギターの生徒だったA君が所有しております。。

No.62Category:Effector
Question
いつも、回答頂きありがとうございます!今回は音作りのことなんですが。
西山さんは大の寺内タケシファンですよね!『エレキの若大将』でギタリスト目指されたと言うことですし、寺内タケシさんのCDチラシでもコメントされてるし!
私も寺内タケシさん大好きです。コピーをするのですが、音作りがとても納得できる音が出せません。ほとんど歪み系を使わない音でかなり難しいです。エコー、ディレイ、リバーブこれらの空間系残響系をどのように組み合わせると良いのでしょうか?
コピーしているのは『運命』『雨の思い出』.
『運命』は浅い感じ、『雨の思いで』は深い感じだと思うのですが、 私が調整するとどうしても、深いイメージでディレイを掛けると1音目よりもディレイ音が目立つ音になってしまいますし、リバーブも全体の輪郭の濁った感じになります。
あのセクシーな深い残響空間をだすコツをお教えいただければとおもいます。よろしくお願いいたします。

Answer from TAKESHI
人気のギタリストには必ずその人の研究家?がいます。寺内さんにも多数の信者の方がいらっしゃいますが、その中でもこの方ほど寺内さんのギターを愛している人はいないのでは?と思う人物をご紹介させていただきます。
原 正秀さんです。エレキギターブックのライターであり、最近では寺内さんのCDのライナーノーツなどもされている方で、僕が仲良くさせていただいている年の離れたエレキ仲間の一人です(笑)
とても参考になると思いますので、原さんのコメントをお読み下さい!
原さん、ありがとうございます(^人^)
以下、原さん談
「先ず、ギターのコントロールです。
ヤマハとモズライトで若干違いますが…ボリュームは70%位に絞り、トーンは基本的にはフルアップです…。
アンプですが、フェンダーアンプを基準にしますと…クリーントーンでトレブル5/ミドル3/ベース6〜7位の設定です。
寺内さんはテープエコーを使って柔らかい音の表現をしています。
デジタルディレイですと設定タイムは「雨の思い出」は230m/sくらいでしょう。ディレイはあまり深くかけないで、回数を4〜5回にします。「フィード・バック・ギター」では260m/s〜290m/sで回数は7〜9回です。運命は170m/s位で、回数は2〜3回位です。
コンサートではリハーサルの時、寺内さんが大体このスピードでテンポを決めるので、フィードバックギターとキャラバンは同じテンポになります。
CDなどを聞いて
ディレイの回数を確認してセットして下さい。
リバーブは3秒ですが、最近は5秒くらいかかっています。このリバーブはPAでかけています。
アンプのリバーブは音が引っ込むので、かけない方が良いかも知れません。
また、寺内さんのディレイをコピーするにはコンパクトの機材ではなくDRY音のミックス出来る比較的高性能のものを選んで下さい。
寺内さんの音作りのポイントは突き抜けるような音ではなく、甘く通る音を目指してください。

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