ギター対談Vol.1和田アキラさん[6/6](07/18)
西山:いやいやいや(笑)
和田:う〜ん、大したもんだ。
西山:(笑)・・・曲は本当に難しいですよね。商業作曲家の人はスゴイな〜って思いますよね。
和田:ね。
西山:よくもまあ、ポンポンと出来るよなって。
和田:そうそう、締め切りに合わせてね。
西山:はい。
和田:久米なんかもそうだもんね。キッカリ期限守ってくるもんね。それで凄く難しい曲持ってくるの。「お前さあ」って。最初のセッションの時にまず旅先に今度のセッション用って言って6曲持ってきたの。
西山:はい。
和田:ブォ〜って書いてあって。「これ、何?」って感じだよ。もうバカボン鈴木とノイローゼになっちゃった。
西山:え〜、そうなんですか(@_@)
和田:旅先に行っても、酒もあんまり飲めなくなっちゃってさ。大変過ぎて。
西山:へぇ・・・。
和田:で、その後にまたもう1曲持ってきたんだよ。
西山:全部音符指定なんですか?
和田:うん、そう。
西山:うわぁ〜〜(@_@) それは嫌ですねえ。音源無しですか?
和田:有りだけど、いっぺんに持って来なくても(――;) 最初の6曲でもう大変なのに更に1曲追加だよ。
西山:それは大変ですね。僕、この前中国に行って向こうの歌手のやつをやったんですけど、それも吐きそうでした^^;
和田:ほんとぉ。
西山:みんなバラードでみんな同じ下降進行で。それはそれで気絶しそうになりました(^_^;)
和田:そうかあ・・・来るよね、そういうの。久米のは予測が付かないんだよね。
西山:それで音指定ですか(@_@)・・・それって歌ものなんですか?
和田:ううん、インスト。
西山:インストなんですか!?キッツイですねえ。ExhiVisionはどうなんですか?僕、一回も聴いた事無いんですけど・・・。
和田:ExhiVisionも結構難しいのあるけど、でも久米の曲よりは簡単だと思う。
西山:そんだけ難しいんですか(^_^;)
和田:うん。久米の曲が最近やっている中では一番難しいね。
西山:深町さんのは?
和田:深町さんのは慣れてるから。
西山:深町さんとのセッションは和田さんと連名になってるじゃないですか。あれは二人だけでやってるんですか?
和田:うん、そうだよ。
西山:へぇ〜・・。どんな感じなのかなって一度見て見たいと思ってまして。
和田:歪みだよ。
西山:リズムレスでずっと?
和田:うん、リズムレス。
西山:動機を別にかましたりとかは・・・?
和田:全然無い。
西山:へぇ・・・・ずっと浮遊感溢れるギターが流れていくって感じですかね?
和田:なるたけ浮遊はしたくないんだけど、たまに「ガッ!」ってきて「あれれれれ!?」って時があって。その時は浮遊する。
西山:いやいや、それは浮遊じゃなくって(笑)
和田:「あれっ?何でいきなりここに行っちゃうの!?」みたいなさ。でも、しょうがないけどそれを追っかけないわけには行かないからさ、追っかけるけどね。
西山:例えば、深町さんとのセッションとかってどういう層のお客さんが来るんですか?
和田:いや〜、いつも通りなんじゃない?
西山:「今日のお客さんを見ればわかる」って感じですか?
和田:いや〜、今日は西山君のファンが多いからわかんないよね。
西山:いやいやいや(^^ゞ 今日は相変わらずアニキ来ますから。
和田:おっ、アニキ!アニキ最近会ってないな。会いたいね。
西山:今日は、昔一緒にやってたバンドのメンバーも見に来ます。
和田:誰だれ?
西山:プロになる前まで一緒にやってたベースのやつがいて。その後バンド辞めて普通のサラリーマンになって疎遠になっちゃったんですけど、また最近バンドをやりだしたらしくて。
和田:へぇ〜。
西山:「PRISMとやるんだね。見に行くよ!」って。だけど、そう言う層っていうのが、やっぱり結構たくさんいるんだろうな〜って。
和田:・・・うん、結構いるよ。普通に。
西山:きっと僕ら世代がもう一度LIVEを見にくるんだろうな〜って。だから是非ずっとやり続けて欲しいなって思っているんですけど。
和田:うん、それしかやること無いから。大丈夫!はっきり言って、他の事をやりたいと思ってもそれが出来ないから(笑)
西山:よろしくお願いします!今日はありがとうございました!!
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